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最後の砦。

永岡洋治衆院議員が自殺 自民・茨城7区

昔、自転車で旅をしていた時の事。
現金を大量に持ち歩くのはとても危険。
だけど小額の手持ちのお金では旅が続けられない。
だからできれば金融機関に預けて必要な時に取り出せるのが理想。
でも、都会ならまだしも、本当の田舎に行くと銀行なんてありゃしない。
都市銀行はおろか地方銀行も信金も何も無い町・村が日本にはごろごろしています。

でも、郵便局だけは違った。
どんな田舎のどんな小さな町にも必ず郵便局があり、
そして郵便貯金のATMがあった。
それがそんなにありがたかった事か。
自分は旅のためにわざわざ郵便貯金口座を作りました。

自分なんかほんの一瞬お世話になればあとは2度とその郵便局を訪れる事も無い。
でも、その田舎の町に住んでいる人は違う。
郵便局の存在に生活がかかっているのです。
過疎化して人口がわずかな村に住む人たち。
若者は都会に出てしまい、残ったのは高齢者ばかり。
そんな人たちがいちいち振り込みだの現金引き出しなどで
街の銀行まで行けるはずもありません。

民営化=不採算店舗の撤廃。
利益の出ない店舗を撤廃するのは
民営化して一企業としてやっていくには至極当然のこと。
田舎の郵便局が黒字を出せるとは申し訳ないけど考えられない。
つまりは田舎の郵便局になればなるほど統廃合されるってことです。

かつて国鉄が民営化されたとき、不採算路線が廃線になった結果、
その路線が唯一の移動手段だった人たちは生きるために引っ越さざるを得ませんでした。
電車を失っても車が運転できるような人はまだいい。
そういうしわ寄せは車の運転もできないような高齢者に向けて押し寄せるものです。

郵便局が民営化されるというのはおそらく時代の流れなので仕方がないのでしょう。
宅配便が走り回り、電子メールが普及し、コンビニでお金が下ろせるような
都会になればなるほど郵便局の重要度は低くなっています。
でもその逆もまた確実に存在する。
宅配便もめったに来ない、電子メールの使い方もわからない、コンビニすら近所に無い、
そのような場所に住む人にとっては郵便局は最後の砦なんじゃないでしょうか。
自分が見てきたあの町・村から郵便局が無くなったら、
あの時すれ違ったおばあちゃんはこれから先どうするんだろう。

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